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借りるという発想も、「あり」です。

いままで日本では多くの場合、必要なものは自分で揃えることが当然とされてきました。
もちろん昔から「晴れ着を貸す」「調味料を借りる」など親しい間での貸し借りは存在していましたが、不特定多数の人を相手にものを貸す借りるという発想は少なかったようです。

おそらく日本人の生活スタイルの根底に、人にやっかいをかけないように、また持ち物は一生使い続けるのが当然とする思いがあったからでしょう。

もちろんその思いや気質は、世紀が移ろうと大切にしなければなりません。いいえ、むしろ今後の世の中にこそ、「ものを大切にする」ことは重要です。

使い捨てはもってのほか。必要なものを丁寧に使い続ける。修理して、自分らしい使い方でともに時間を過ごす、その姿勢は忘れてはならないものでしょう。

一方で、暮らしの舞台は多様化し、拡大し、一個所に留まる生活が当たり前とはいえない時代にもなりました。日本国内はもとより、世界中を舞台に生活を送っている人も少なくありません。

こうした生活スタイルの変化にともなって、多くの人が意識しはじめたことは、シェアリング(借りる)です。ある意味、ひとつのものを、必要な人が必要な時にレンタルをして、使い繋げていくということは、ものを大切にしていることでもあります。ムダを極力省く工夫でもあります。

モンゴルやチベットに暮らす遊牧民は、ゲルと呼ばれる家を解体し、運び、家畜たちとともに次の放牧場へと移動しながら暮らしています。平原全域(それぞれに移動範囲は決まっているようですが)を舞台に、家ごと、家財道具ごと移動しながら暮らしています。

彼らの暮らしをのぞくと、じつに合理的な家財道具で整えられています。過不足のない道具が、使い勝手の良い道具が揃っているのです。

彼らはムダに必要のないものを溜め込みません。溜め込むと生活の基本である移動が難しくなるからです。そのかわり、道具や家財道具ひとつにしても、とても魅力的で機能的なものばかりです。たとえば、地べたが床なので、寒さを防ぐための段通(ぶ厚い絨毯)は羊やヤクの毛で手織りされたものです。デザインもさることながら、クルクルとまけば、コンパクトにまとまり、移動のときはウマの背に乗せて運べます。

彼らの社会にはレンタルするというシステムは定着していないようですが、ものを溜め込みすぎない、必要なものを大切に使うという文化は受け継がれています。この視点を自分なりのスタイルで持ってみましょう。

必要なもの、それは人それぞれのライフスタイルによって異なります。だからまずは自分の生活スタイルを自分でよく把握して、自問自答してみましょう。

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いま手に入れたいと思っているものは、「ほんとうに必要なものか」また、「一時的にはどうしても必要なものなのか」、ならばそのものは、「買うべきか? 借りるべきか?」

ものの必要性の形を仕訳したところで、ここは借りるべき、とこたえがでたら、

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