「もったいない」から考えるレンタルという選択肢:たとえば健康家電篇 | 家具や家電のレンタルなら長栄C-Styleへ
日本人の心として世界的に有名になった「もったいない」という心。さて、現代の日本人の何人くらいが、つねづねモノを手に入れるとき、または使うときに「もったいない」を意識しているのでしょうか。
私も含め、「もったいない」が日常にどれくらい選択基準として浸透しているか、家具や家電のレンタルという場面で考えてみたいと思います。
たとえば、単身赴任なら家具や家電を買うのはムダになるかもしれないから、使う期間だけ家具や家電をレンタルしようか、という人は多いとおもいます。
でも、自宅で新たに家具や家電を用意する必要ができたときはどうでしょう。
たとえば、急に家電の代表格、冷蔵庫が壊れた。ありますよね。でもそのとき、冷蔵庫を買うか、レンタルするか迷いますか?
私は家電のなかでも冷蔵庫となると、レンタルしようか? と迷ったことがありません。
そう、迷わず買います。
なぜ?
いつも使うモノだからです。
では、使い続けるものはレンタルするより買うほうが「もったいなくない」のか?
考えたこともなかった。
そう、買うか、レンタルするかの判断基準に「もったいない」を意識したことは少ないのです。
でも、潜在意識にはレンタルか、買うかを瞬時に「どっちが得?」いいかえれば「どっちがもったいない」と判断しているとも言えます。
常に使ってあたりまえの家具や家電は、使う頻度で「もったいない」を考えていると言えそうです。
でも、こんなとき、ありませんか?
いまや空前の健康ブーム。酵素パワーを取り込める生ジュースは健康志向の高い女性に注目の的です。そこで各メーカーが力をいれているのが家電のなかでも健康家電。ジューサーなどです。
はい。うちにもあります。ゆっくりと臼を回すように果物や野菜をすりつぶすので、酵素が破壊されず、そのまま飲める、という健康家電。
買ったときは毎日使いました。季節の野菜や果物をせっせとジュースにして、毎朝飲みました。でも半年も経たないうちにキッチンの隅に鎮座しております。そして今や友人宅へ。そこでも使用頻度は高くない家電の一つになっているようです。
これはもったいない! そう。使わない家電を買うのは、たしかにもったいないのです。でも、使ってみたい!
そう、使わなければ良さもわからないし、使ってみた結果、劇的に生活が豊かになるかも、って思うのです。
そう、メーカーに踊らされます。でも、そこが楽しいとも言えます(負け惜しみですが)。
ではどうするか。レンタルでしょう。
使いたいけれど、使い続けるかどうかはわからない。でも、見て見ぬ振りをするのは楽しみを見過ごす気がする。
そんな魅力的な家電を見つけたら、レンタルが良いのではないかと思っています。
「もったいない」の意識にも背きません。
で、「これいいじゃん。思った以上に使える家電」となった暁には、買いましょう。そして末永く使いましょう。
これこそ「もったいない」を意識して、買うか、レンタルするかを考えるということではないか、と思うのです。
もうひとつ、私事でもうしわけないのですが、じつはとっても銭湯ずきでして。各地の温泉、スーパー銭湯へはちょくちょく通います。
もちろんお湯に浸かる心地よさは最大の目的ですが、入浴後のマッサージチェアーにも魅力を感じております。
200円程度の料金でほぼ20分程度。頭から足の袋はぎまで叩く、もむを繰り返してくれるマッサージチェアーは、なんと優れた健康家電なことか、と実感しております。
が、この家電を買うか! とは思ったことがありません。でも、欲しいのも事実。
なぜ買うとは決心しないのでしょうか。健康家電のなかでもけっこう気に入っているし、定期的に使っているし、先ほどの使わなくなるからレンタルがお得、の選択肢に比べると、よほど買うに近い健康家電に思います。
でも買いません。なぜか。コストパフォーマンスが悪すぎるからです。
健康家電のなかでもマッサージチェアーは高額です。有名家電メーカーの商品だと50万近いものもざらにあります。
これは減価償却するにはどれくらいの時間と使用頻度が割り出せるでしょうか。
マッサージチェア家電の価格を50万円として、1回20分をこの家電の使用時間としましょう。
銭湯にあるマッサージチェア家電の料金が20分200円なので、1分10円。
これは営業用ですから、マイ家電の使用単価としては高いでしょう。
ということは、1分5円以下ならいいかな、と思える範囲でしょうか。
計算上、マイ家電の使用単価を3円としましょう。
で、1分3円の消費で、この家電の減価償却を考えます。20分を1回の使用として、約17万回の使用。
どれだけ使うの、の話です。そもそも、こうなってくると、この家電の耐久回数はどれだけに設定してあるの? ってことも気になります。
営業用で200円設定つまり5000回で元が取れる計算なら、それくらいで新品に交換のがベストという計算も含まれているはずです。
ということは、この家電を使用する17万回は天文学的な数字ではないか? と思えてきます。
そう。だから買わない、いや買えないのです。
でも、結構頻繁に銭湯に通う私としては、いずれ自宅に置きたい家電候補なのです。
で、考えられる選択肢は、レンタル。そうレンタルです。欲しいけれど、手が出ない家電はレンタルを考えるのもひとつの方法です。
家電を賢くレンタルすることで、昨日より今日の暮らしが少しでも楽しく豊かになれば、その家電レンタルはとても有意義です。
「もったいない」の精神にもかなっていると思います。
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